ソーシャルワーク研究会便り20
2024.316 一般社団法人国際ソーシャルワーク協会代表理事、日本女子大学名誉教授 木村真理子 1.グローバリゼーションと国際ソーシャルワークの背景 グローバリゼーションの現象は加速し世界中に様々な影響を及ぼしている。この現象はグローバルとローカルを接近させ、グローカルと...
2024.316 一般社団法人国際ソーシャルワーク協会代表理事、日本女子大学名誉教授 木村真理子 1.グローバリゼーションと国際ソーシャルワークの背景 グローバリゼーションの現象は加速し世界中に様々な影響を及ぼしている。この現象はグローバルとローカルを接近させ、グローカルと...
2022.9.24 竹沢昌子 ユダヤ系アメリカ人ソーシャルワーカー ローラ・マーゴリスの活動から ソーシャルワークの過去・現在・未来を考える 第43回ソーシャルワーク研究会において、1920年代にソーシャルワークの専門教育を受け、ホロコースト時代を中心にユダヤ難民の救済活動...
2022.8.15 特定非営利活動法人 東京ソテリア 塚本さやか 精神保健福祉事業者が取り組む制度外事業の一例 ~精神科病院のない国イタリアとの共同プロジェクトを中心に~ 東京都江戸川区で活動しているNPO法人東京ソテリアの取り組みとして、制度外事業として独自におこなってい...
2022.8.1 名寄市立大学 小泉 隆文 「農福連携」という言葉は浸透しているのか? 10月23日に『農福連携とソーシャルワーク』というテーマでご報告させていただいた。報告の内容は、わが国における農福連携の現状を既存の統計やアンケート調査を用いて概観したものや、実際に私が...
2022.7.11 佐久大学 根本貴子 がん相談支援センターへのアクセシビリティ 第40回ソーシャルワーク研究会では、貴重な話題提供の機会をいただいたので、私が現在取り組んでいる「がん相談支援センターの活用促進」というテーマについてお話しさせて頂いた。ここでは、がんサバイバ...
2022.5.5 中川文奈 この度は貴重な機会をありがとうございました。私自身がとても勉強になった時間でした。 子どもたちと過ごす日々は臨機応変に対応する能力が求められるものですが、実際はチームで動くもの。目的を統一していかなければならず、自分が子どものためにと思ってやった...
2022.4.22 REGIONOグループ 代表者 中島 康晴 「出逢い直し」を起点としたソーシャルワーク ‐「社会変革」を促進する方途を探る‐ 国際定義上、ソーシャルワークは、人びとのエンパワメントと解放のために社会変革を促進する専門職であることは明白である。このソーシャ...
2022.4.12 澤 陽子 ふだん考えていること、大切にしていること 課題に気がつくこと。揺れる心に寄り添うこと。一緒に考えること・・。 例えば、援助希求性の乏しい人にどうアプローチをするのか。何とか得た少ない情報の中に、創造性を発揮しながら多角的に仮定しつつ、分析するこ...
2022.3.28 佐藤亜樹 2021年度 ソーシャルワーク研究会での発表を終えて 2021年12月25日に、ソーシャルワーク研究会のメンバーの皆様に向けて、「人間の幸福とペット~ペット喪失による悲嘆を経験している人々への専門的支援~」と題した発表を行いました。本テーマを選...
2021.9.12 横堀公隆 「スーパービジョンを受けて」 学生時代は、社会福祉援助技術論という教科が嫌いでした。夜間の専門学校で学びながら、日中、身体障がい者の作業所でアルバイトを行っていたこともあり、身体介護を中心とする実践の場で、ソーシャルワークの理論は本当に通用する...
2021.3.8 藤澤美保 『ソーシャルワーク研究会での発表を振り返って』 2021年2月20日(土)のSW研究会にて、保健の科学12月号に寄稿させて頂いた日常生活自立支援事業に関する内容と、東洋大学での修士論文の内容をまとめた、「独居高齢者に対する自己決定支援のあり方」と...
2021.1.22 馬場拓也 福祉をひらく、地域をつなぐ 今回は情報提供者として、愛川舜寿会の取り組みとその理念、そして「一部」空間のあり方をお話させていただいた。内容は当日お伝えしたとおりだが、その意図をあらためて伝える記事とする。 ...
2020.12.3 高野八千代 1.実践と研究について思うこと 東洋大学の藤林先生とのご縁で本研究会をご紹介いただき、11月21日に「アメリカの学部におけるソーシャルワークの学び」と「アメリカのプライベートプラクティス」の2つのテーマでお話をさせていただきました。「アメリカ...
2020.11.1 高石豪 「第20回ソーシャルワーク研究会に参加して」 ソーシャルワーク研究会の北島英治先生にお声をかけていただき、第20回ソーシャルワーク研究会において、「日本ソーシャルワーカー協会のこれまでとこれから」と題し、報告をさせていただきました。併せて、筆者個...
2020.8.24 橋本賢一 「特別養護老人ホーム いずみの苑~コロナ禍のSW実践~」 先日は、ソーシャルワーク研究会において、コロナ禍における施設の取組みの発表の場を与えてくださり、心から感謝申し上げます。 その後、変わらず施設ではコロナウィルスとの闘いが続いています。...
2020.8.7 山﨑亜弥 対話の実践 1. 社専で学んだ「周りと関わる根本姿勢」 卒業して四半世紀が過ぎ、上智社会福祉専門学校で善き師、善き仲間から人生の指針となる多くの学びを得たことに改めて感謝しています。「人間学」の授業を担当してくださったハビエル・ガラルダ先生の著書...
2020.7.7 松山真 薔薇は薔薇色 「薔薇色は何色か?」。上智大学大学院の松本栄二先生は、「ソーシャルワーカーらしい仕事が出来るところで働きたい。」と言ったわたしに、唐突にこの質問をぶつけてきた。何を言っているのか分からず戸惑いながら、赤・黄・白・黒と色を思い浮かべおず...
2020.5.31 藤林慶子 コロナ禍で研究会も開催できないままですが、皆様、いかがお過ごしでしょうか? 社会福祉現場・教育現場の両方で、この状況は大変だと思います。 1.社会福祉の現場では 研究会の会員でもある橋本賢一氏(社会福祉法人東京援護協会 特別養護老人ホームいずみ...
2020.4.19 北島英治 1.二人の会話 A:「ソーシャルワーク研究会って、なにをするところなの?」 B:「さあ~」 A:「ソーシャルワークの理論や技術を研究するとこなんじゃないの?」 B:「ちがうよ」 A:「え?ちがうの・・」...